iOS・Android音楽ファイル対応表と音声・楽曲ファイル変換方法まとめ (ACC, MP3, WAV, etc)

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 iOS/Androidアプリ開発で何かと必要になる効果音やBGMなどの音楽ファイル。その中でWAV/MP3などフォーマット変換が必要な場面もちらほら出てくる。その度に毎回適当にググってあまり調査もしなかったので、自分用にまとめメモ。内容は表題の通り、「iOS/Androidの音楽ファイル対応比較表」と「AFConvert・Lameを使ったAIF,WAV,MP3,ACCなと各種フォーマットへの変換方法」について。また変換方法によっては、iPhone Simulator上では再生できなかったりしたことなども最後にメモ。環境はMAC。

iOS/Android対応楽曲ファイル比較表

 Andoroid Developer:Supported Media FormatsiOS:Core Audioの概要の情報を元に作成。Andoroidはバージョン指定があり端末対応が限定的なものは除いてあります(ex, Android3.1〜, Android4.1〜など)。詳しくはiOS/Android各ページでご確認ください。

 iOSとAndroid両方に対応しているのは、MP3,AAC,MP4,WAVの4フォーマット。ただMP4=AACで、さらに低容量の圧縮フォーマットをなるとWAVは除外、となると残る選択肢はMP3かAACの2点。この2点の比較に関してはのブログはいくつかあるので後述。

フォーマット名 拡張子 iOS Android
AIFF .aif, .aiff ×
CAF .caf ×
MPEG-1 Layer 3 .mp3
MPEG-2またはMPEG-4 ADTS .aac ◯ ※1
MPEG-4 .m4a, .mp4
WAV .wav
AMR-NB, AMR-WB .3gp ×
Vorbis .ogg ×
MIDI .mid, .xmf, ota ×
  • ※1. AACフォーマットの中でも、”AAC ELD”に限ってはAndroid4.1から対応とのこと。
  • ※2. FLAC(.flac)フォーマットはAndroid3.1から対応。iOSは不可。

AACかMP3か?

 AACとMP3はどちらがいいのか、その辺についてはもう議論尽くされた内容であり、詳しく調査・分析してくれているサイトがあったので割愛。各々のサイトをみた感じでは、双方にそれほど大きな違いはなく、若干、AACのほうが優れているといった感じで、 とりあえずiOS/Android開発の音楽ファイルで迷ったらAACを採用しておけば無難なのかなと思いました。 => Androidの一部の端末でAACが再生できないという現象が起きたので、MP3に統一するようにしています。それから再生できないと声は聞かないのでmp3のほうが無難かもしれません。(AACが再生できないのか、コンバートに問題があるのかはわからないですが・・)

afconvertを用いた変換例 AIF → AAC

AIFやWAVファイルをACCにコンバートする場合のコマンド例。簡単です。afconvertはMacにはデフォルトでインストールされています。

afconvertで変換可能なフォーマットは「-hf」オプションで見ることができます。

Lameを用いた変換方法。

 afconvertとは違い、LameはMacにはインストールされていないので、まずはPortを使ってインストールします。その際、Mac環境の各種ソフトウェアが古いと怒られたので(自分の場合は)、”XCode Command Line Tool”や”Port”を最新版にしておきます。

Lameのインストール完了。LameでWAV → MP3に変換するためにはコマンドです。

 Lameについてはよく知らなかったので、WikiPediaでちょっと見てみた。どうやらMP3の変換には長けているみたい。どの程度かはわからないけど・・。

LAMEはMP3に変換するのに使われるソースコードの中でも特に優秀とされ、LAMEを採用しているエンコーダは他のエンコーダよりも品質のよいMP3ファイルを作ることができるため、広く支持されている。また、バージョン3.90からギャップレスを実現している[3]が、これを実現しているのはLAMEとiTunesのみである[4]。

Lameのその他の変換オプションに関しては、helpで出てくる。もちろんビットレートの指定も可能で、「-V0」オプションを付けた場合、最高品質での変換となるようです。

AACファイルのビットレート/ファイルサイズ比較

 だいたいどの程度ファイルサイズが減らせるのか気になったので、WAVファイル(再生時間10秒)を各ビットレートでAAC変換した時のファイルサイズ/ビットレート比較。ちなみに元のWavファイルの容量は1.8Mバイト。結果としては、ビットレート160のAACに変換することでファイルサイズが約10分の1程度(1,825KB → 195KB)まで小さくできるみたい。当然ですが、ビットレートに比例してファイルサイズも上がる。

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以下、変換した時のログ。

メモ:AFConvert変換したMP3がiPhone Simulatorで再生できない

ハマったのでメモ。afconvertでmp3に変換したファイルがiPhone Simulatorだと再生できなかった。afconvertのオプション指定が問題なのだと思うのだけど、色々試しても上手くできない。結果、afconvertではなく、Lameで変換したmp3ではあれば特に問題なく再生することができた。

参考

詳しくはiOS/Android各公式ドキュメントを参照。